カレーのおかずに天丼(仮)

寝るか食べるか書いてるか

数え切れない景色を 僕ら描いて来たんだ

今日は関ジャニ∞ 大倉忠義さんの34歳のお誕生日です。

 

"新しい"未来に向かって                                                 出逢い 別れはいつも背中合わせ

 

昨年のベストヒット歌謡祭で披露された「ここに」の大倉くんのソロパート。"憧れた"未来を"新しい"未来と歌い換えたAメロが、華やかでふくよかな言葉を選ぶ大倉くんらしいなと思い、オンエアから半年ほど経った今でも印象深く耳の奥に残っている。無意識だったのかもしれないし、単純に歌い間違いだったのかもしれないけれど、未来を修飾する言葉として"新しい"が口をついて出たのは、現在進行形で憧れた未来にいて、光の中に立っている大倉くんだからこそだなと思う。憧れたその場所から見える目の前の景色はそれまでとは少し違っていて、彼の目に新鮮に映っているのかもしれない。

幼い頃からアイドルになることを夢見て、人並みならぬ努力を重ね、誰にもまねのできない軌跡を描きながらその夢を叶えた大倉くん。汗をかいて泥だらけになりながら、どれだけ壮絶で厳しい岐路に立たされてもアイドルとしての道を選び続け、誇り高く大切に歩み続けている姿はこれ以上ないほどに美しい。そして、自身の夢を追いかけるだけではなく、デビューを夢見て悩んだり迷ったりしながらたゆまぬ努力を重ねる後輩の背中をそっと支え、一緒に歩を進め、彼らの夢を信じて自身やグループが得たものを惜しげもなく手渡している姿も、新しい未来のひとつのカタチなのかなと思っている。ヨコちゃんのところでも書いたけれど、後輩の目を通して知る大倉くんの先輩としての姿やエピソードがとても新鮮で、可愛らしいところがあると思われているのが微笑ましいなと思う。

プレイヤーとして第一線で活躍しながら、先を走る先輩の姿を見て戦い続ける歓びと継続する難しさを汲み取ることができ、後輩の努力する姿にいつかの自身を重ね、あらゆる立場にたって思考を巡らせながら、得られた経験をグループや自身の価値観に還元することのできる、鋭い感覚を持ったひと。おおらかな笑い声とゆったりとした所作の内側では、その熱い感覚を持ち合わせていて、静かな炎を燃やしながら自身を奮い立たせることができるひと。自ら積極的に目標や展望は話さないけれど、ここぞという時と場所においては、誠実かつ理路整然とした言葉選びでまっすぐに伝えてくれるひと。近付きすぎず突き離すわけでもない絶妙な距離感を保ったまま、どこまでもこちら側の感覚や感性に寄り添ってくれて、そうかと思えば時にはぐらかすようにやわらかく線引きをするような言葉選びをするバランス感覚にはただただ感服してしまう。残りの人生に目を向け、取捨選択をし、誰かの意見と混同せず同調を求めず自身の価値観をわかりやすい言葉で伝えてくれるその姿は、同年代の社会人ファンのひとりとして憧れであり、誇らしくもあり、夢のバトンを次世代に継承していく過程にふれると、いつかくる限りをどうしても意識してしまってさみしくもある。

生放送で披露される機会の多かった「ここに」について、雑誌のインタビューやANNで「メンバーがみんな同じ気持ちで歌える楽曲はなかなかない」と話してくれた大倉くん。まっさらな白いシャツを纏い、見慣れた順番で横一列に並び躍動的に歌う彼らの姿に、純度の高いヒリヒリするような熱量と退路を絶つ覚悟を決めた先にある色気を感じてくらくらした。立ち止まりもしない、振り向きもしない、前しか向いていない。これほどまでに強くて美しくてまっすぐな覚悟を見たことがない。

大倉くん、あなたが話す「夢」がすきです。それは、あなたの夢が幾重にも重なって、その夢が叶っていく過程でもなお手綱を緩めず、安心せずに自身を鼓舞する姿を見てきたからです。年齢や環境を言い訳にするのはすきではないのだけれど、どうしても照れ臭くなったり妥協したりして心の奥にしまい込んでしまう言葉や想いを、大倉くんがいとも簡単に外へ連れ出してくれます。あなたの言葉にふれて、諦めかけていた夢をもう少しだけ追いかけてみようと思い返しています。(3/21のレンジャーをお守り代わりにして、仕事の合間にこっそり読んでいます)

あなたにとって関ジャニ∞は夢で、グループ活動をしていく上で大切にしていることをいくつか列挙された最後を夢で結んで、安田くんとの共作である関ジュくんへの提供曲は「My dreams」というタイトルでしたね。夢が叶った時には宝箱にしまって、時々は眺めていることを教えてくれてありがとう。たくさんの夢に囲まれているあなたの姿を観ていると、ひとつでも多くの夢を叶えてほしいなと思います。そして、目尻を下げながらくしゃっと笑ったり、大口を開けておおらかに笑ったり、上目遣いでいたずらっぽく笑ったり、子どものようにコロコロ笑ったりする姿をいつまでも観ていたいなというわがままな想いがついつい顔を出してしまいます。

これからも、聡明さと無邪気さを滲ませながら大倉くんにしか観ることのできない景色をたくさん描いていってくださいね。こちらこそ、わたしたちの前でどこまでも素直なままでいてくれてありがとう。光が見えなくなった時、光が見えるまで準備をする時間、心の休憩所になれていたらいいな。

 

34歳のお誕生日おめでとうございます!

 

各媒体へのコメントを任されることがぐんと増えましたね。令和の意味に従って生きていくという言葉に、名前の由来の通りに生きていくといつかのラジオで話されていた言葉が重なりました。素敵なお名前ですね。

 

追記(5/19)

見覚えのある屋上のうえで、ぎゅっと中央に寄ってアコースティックで歌い奏でられる「デイ・ドリーム・ビリーバー」があまりにも幸せそうで、穏やかな表情で視線が交わされていて涙が流れました。

「ずっと夢を見て 今も見てる」                                    大倉くん、関ジャニ∞そのものですね。

風に吹かれ 肩ならべて

今日は関ジャニ∞ 横山裕さんの38歳のお誕生日です。

 

努力の才能があるひと、ゼロからイチをカタチにしながら士気を鼓舞することに秀でたひと、余白の魅せ方がうまいひと、そして何より「関ジャニ∞という概念」があるとしたら抽象化と概念化を繰り返しながらその輪郭を力強く色濃く描き続けてくれているひと。アイドルの倫理はみなさんそれぞれの内側に持っているものだと思うけれど、メンバー全員に共通する「大切なひとや大切なもののために目一杯の力を尽くすことを厭わず、いくつかある選択肢の中から一番困難な道を選ぶ姿勢」は、年上の3人が若い頃から率先して矢面に立って道筋を示してくれたからこそ関ジャニ∞の堅固な魅力となったと思っている。元来の長男気質を滲ませながらその道の先頭に立っていたのが横山くんだ。さらに、彼自身やグループとしての挫折や葛藤に幾度となく真正面から向き合いながら、口ではやいやい言いながらもそんな苦労を感じさせず過程も見せず、いつでも飄々としていて、凛とした美しい姿勢と表情で魅せてくれる。負けず嫌いという言葉でおさめてしまっては彼の魅力がこぼれ落ちてしまいそうなのだけれど、彼を表現する言葉を探し出したくなること、それこそが魅力なのかもしれない。

昨年、ジャニ勉の番協に参加することができ、あまりの近さに夢見心地だったのだけれど、そんな中でも横山くんのテレビの巧さが特に印象的だった。トークテーマから発展したエピソードをメンバーやゲストの方々が話し出しやすいように的確に誘導するさりげなさには舌を巻いた。「もうちょっとテレビやれって!」「これテレビやぞ!」「これ流していいん?」など横山くんは演者としての視点と視聴者としての視点を同時に意識した発言が多い。どちらの視点も織り交ぜて鮮度抜群の笑いに変えることができるのは、笑いに対する貪欲さ、引き際の見極め、観察眼、そしてテレビの希望を持ち続けているからこそだと思う。映える声質や意識して少し幼い発声をする手法は、テレビの世界でより磨かれたものなのかもしれない。横山くんの笑い声にはどうしたってつられてしまうし、その笑い声をこちらから浴びに行きたくなる。横山くんはテレビの希望そのものだなあと改めて感じた収録だった。(鉄腕DASHのコーナー冒頭からあまりにもナチュラルに登場できるところも横山くんのテレビの希望としての実力のひとつかなと思う)

ヨコちゃん、レンジャーに綴られていた伏線をこれ以上ないくらい素敵なお知らせで回収されましたね。ドラマも映画も舞台も自由自在な姿にふれ、昨年から今年にかけて後輩の目を通して知るヨコちゃんの姿があまりにも素敵で頼もしくてまぶしくて、ファンのひとりとしてとても誇らしいです。少し抜けてるところも愛おしいです。月一の連載を持たれてから、紡がれる言葉や綴られる言葉がより一層洗練されたように感じています。受け取る側の対象を限定しないやわらかさとほんのりあざといところにふれたくて、ついつい何度もレンジャーを読みに行ってしまいます。

4月15日の門出の日から繰り返し「すばるには負けられない」と言われていましたが、1年経った今、そのヨコちゃんの想いが少しだけわかったような気がしています。挫折と葛藤を経験され、これまで何度も決断し覚悟を決めてこられたと思います。わたしが勝手に呼んでいるヨコちゃんのとっておきの「ズッコケ男道」でまるちゃんと安田くんに腕を絡めてがなるように歌う迫力のある姿も、自分たちの曲に励まされたと教えてくれたことも、crystalのMVでサンプリングパッドを新たに使う姿も、「僕らは旅人」という歌詞に合わせて指で蛇行して進むように表現する姿も、これまでの関ジャニ∞を肯定しながら自分自身とグループの活動を日々更新して進んでいこうとする気概を感じています。あなたが何か新たにはじめようとする姿にふれるとわくわくして仕方がありません。季節に敏感でいてください。そして、あなたが思う関ジャニ∞を貫いてください。

 

38歳のお誕生日おめでとうございます!

 

いくつかあったタイトル候補からヒナちゃんの詠んだ句に呼応するようなフレーズを選びました。お2人ほど最強のシンメを知りません。お2人らしく年齢を重ねていってくださいね。サプライズがすきな横山くん、BBQで火つけたがり〜(CV:りょうちゃん)な横山くんのままでいてほしいな。

 

君が今 心から笑ってるなら

今日は関ジャニ∞ 村上信五さんの37歳のお誕生日です。

 

春一番 都会のビルが邪魔をする

それでも花は僕達に咲く

 

4月15日の門出の日から少し経った頃にオンエアされたクロニクルの新企画「ぶらり短歌」でヒナちゃんが唯一詠んだ句。彼の、彼らのその時の心情がこれほど美しく表現されたものはない。春一番は、立春から春分までの間にその年の最初に吹く強い南風のこと。暦の上では春が来て、そこへ強くて暖かい風が吹きぬけて新しい季節が訪れる。春一番は新しい季節への入口と言える。ヒナちゃんは、幼馴染のようでもあり、親友でもあり、尊敬する大切な仕事仲間の門出を誰よりいつも通りの表情をして祝福しながら、春一番という新しい季節の訪れを感じさせる風に6人の関ジャニ∞とすばるくんの未来を重ねていたのではないかと思う。都会のビルという名の様々な障壁と対峙しながら、限られた時間でたくさんのことを咀嚼して飲み込んで「それでも花は僕達に咲く」と結ぶ。「それでも」という言葉に、これまでの僕達もこれからの僕達も肯定する彼らしさがつまっている。そして、その後に続く力強い断定の表現はヒナちゃんが選んだ言葉だからこそ心から信頼できるものだなと思う。暖かい追い風を背に受けて、しっかりと根を張った花を咲かせてほしい。(ある日のブログで、元から書いていたものと当日のお見舞いの言葉を一緒にアップしたヒナちゃんがあまりにもまぶしくて愛おしくて、これからも応援し続けるよと改めて思った)

ヒナちゃん、様々な媒体を通して観るあなたの表情や姿には「村上信五がいれば大丈夫」だと思わせる安心感と信頼感があって、それはあなたが積み重ねてきた血の滲むような努力と誰からも愛される天賦の才能が折り重なった素晴らしい魅力だと思います。しっかり者のヒナちゃんもすきですが、メンバーの中でぽやぽや笑っているところも、表情豊かにくりくりと動く大きな瞳も、ど天然の自覚がないところも、レスポンス高くボケたりつっこんだりしてメンバーとわちゃわちゃしているかと思ったら少し距離を置いてひとり時間を楽しんでいるところも、手を離したらもう手の届かないどこかへ行ってしまいそうな儚さも、全てが愛おしくてたまりません。

GR8ESTツアー中にガス欠になって、限界を知れたからこそ次はそこを超えられるとブログに綴られていましたが、まだ大丈夫まだ大丈夫と思って今以上に心身の疲れに鈍感になろうとしていませんか?今が踏ん張るときなのは理解しているつもりでいますが、あまり無理しちゃだめだよ。1日なんてたかが知れてるでしょなんて言わず、たくさん働いてたくさん休んでくださいね。そして今この瞬間も、心から笑えていますように。あなたと5人が選ぶ道のりと歩幅を信じています。

 

37歳のお誕生日おめでとうございます!

 

苦手だと話していた作詞、ヒナちゃんの感性で綴られる表現が美しいこと、他の誰にも書けないこと、気付いていますか?(ど天然なところは気付かないでね)ヒナちゃんの文字を書き慣れた人が書く美しくて読みやすい字が大好きなので、直筆の歌詞カードとかいいと思うな〜。(強欲なファンでごめんなさい)

でもこうして繋いだ手 ひとりじゃないね

今日は関ジャニ∞ 丸山隆平さんの35歳のお誕生日です。

 

まるちゃん、まるちゃん。                                             思わず重ねて何度でも呼びたくなる名前。グループの内外を問わず、やさしい響きと親しみやすいその名前で呼ばれている姿を目に耳にするたびに、まるちゃんが愛されていることが伝わります。こちらが思わずつられてしまう、作りたてのわたがしのようにふわりとした温かい笑顔で振り向いてほしくて、ついつい呼んじゃうんですよね。(もちろん、マルッ!やマルー♡やマルさんにも呼ぶ側の愛情がこれでもかというくらい込められていますよね。マーシャンペコー?)

純朴な声と音域の広さを活かして主旋律とハモを行き来したり、声にキャラクターを持たせたり、声だけで歌やお芝居のセリフに感情をのせることができる、その高い表現力にふれるとわくわくします。そして、鋭い語感と正確なリズム感、独特な言葉選びをするまるちゃんから繰り出される身体をめいっぱい使ったギャグやいつまでも耳に残る即興ソングを聴くともれなく元気が出ます。(変な気持ちにもなります。)まるちゃんの魅力的な歌声やお芝居がもっともっとたくさんのひとの目に映り耳に届きますようにと願っています。英語の発音がきれいなことも何かがきっかけで伝わってほしいな。

まるちゃんは「なりきる」ことと「見つける」ことに長けたひとなのだと思います。大好きなお芝居や楽曲の世界観をまるちゃんの感性を織り交ぜて捉えて主人公やキャラクターに「なりきる」こと、そばにいる大切なひとや心の距離が近いひと、その先にいる誰かの心の揺らぎをひとりぼっちにさせずに「見つける」ことは誰にでもできることではありません。

これからもまるちゃんのやわらかい笑顔がたくさんみたいと言ったら無理しちゃうかな。いつでもファンの近くにいようと努力をし続けてくれているあなたにとっての幸せが、流星のようにたくさん降り注ぎますように。ダンスのこともベースのことも書きたかったけれど、また来年にしますね。

 

35歳のお誕生日おめでとうございます!

 

追伸

丸の大切な日、10周年おめでとうございます!           まるちゃんの美しい瞳に映る世界に寄り添わせてもらえることが幸せです。

 

まるちゃんのお芝居を楽しみにしすぎて「誘拐法廷〜セブンデイズ〜」をまだHDDに眠らせているので、今週末に観ます。

溢れ出す想い 上手くまとめられなくて

今日は関ジャニ∞ 錦戸亮さんの34歳のお誕生日です。

 

華奢な身体の真ん中に大きくて太い芯を携えた凛々しい表情や佇まいも、豆柴のように可愛いらしい困ったように笑う下がり眉の表情も、器用な行動や振る舞いも、不器用で時にぶっきらぼうな言葉遣いも、どこまでも貪欲で正直で嘘がつけない亮ちゃんの、誰にも代え難い強くて美しい魅力だと思っています。

初めてあなたをコンサートで観たとき、なんて絵になるひとなんだろう!と思わず感嘆の声が漏れ、ステージに立つその姿に目を奪われずにはいられませんでした。 その当日を迎えるまでに、あなたや他のメンバーの想いや言葉を様々な媒体を通してたくさん受け取りました。「これからの関ジャニ∞は僕が引っ張っていきます」   という言葉にのせられたまっすぐな決意と覚悟が胸を打ちました。永遠の所在を手離した今、あなたから新しく生まれるものを、いつか訪れるその限りまで見届けさせてください。余りある才能のなかでも特に耳のよさ、音楽に関する知識やツールを最大限に生かして作られるベースの効いた楽曲と、歌詞の遊び心が大好きです。安田くんとの共作も、2人のセンスが折り重なって、より視界が開けるような可能性を感じられるところが大好きで、いつもわくわくしながら聴いています。

亮ちゃんの内にある大きくて太い芯を支える合理的な決断力と求心力を遺憾なく発揮できる場所を、これからもその手でつかんでくださいね。あなたなら、なんにだってなれるし、どこへだって行けると信じて止みません。

人一倍努力をするあなただからこそ、心と身体の疲れに敏感でいてください。風邪を引いていらっしゃるとのこと、ご無理なさらず、お大事にどうぞ。

 

34歳のお誕生日おめでとうございます!

 

トレース〜科捜研の男〜がはじまるまでに原作を読む予定です。西郷どんがスタートしたちょうど1年後にトレースがスタートしますね。素敵な偶然がとても亮ちゃんっぽいなと思っています。

それはあの太陽よりまぶしかった

今日は関ジャニ∞ 安田章大さんの34歳のお誕生日です。

 

目に映るものや耳に届くものを取りこぼさずに大切に胸にしまって、自分の言葉に換えて一人ひとりの目を見て話してくれているようなやわらかい言葉選びや表情に、揺るぎない強さを改めて感じています。

安田くんがまとう穏やかな雰囲気、丸くて大きな笑顔、何色にも変わる声色、こちらが照れてしまうくらい誠実に綴られる言葉、ここに書ききれないくらいの魅力に溢れたあなたは、真実を話してくれたあの日から、揺るぎない強さの中にしなやかさも身に付けたように映っています。少し太くなった心の止まり木は、その揺るぎない強さとしなやかさで、ますます周囲の人々を惹きつけ、受け止め、さらに太さを増していくのかもしれません。

安田くんのことを知るごとに「すきだなあ」と声が漏れてしまいます。安田くんを通して見る世界は太陽よりまぶしくて、あなたが生まれたこの季節の気持ちのいい風のようにさわやかです。

あなたには笑顔がいちばん似合います。大切なひとや大切なものに囲まれて、たくさん笑いジワを刻んでいってくださいね。誰でもないあなたを生きてください。イマ。ここにいてくれてありがとう。

 

34歳のお誕生日おめでとうございます!

 

あっ、カメレオンが描かれたレターセットを買ったので、お手紙を書きますね。

まだまだ終わらないから

7人最後のパフォーマンスが終わった。

怒涛の1週間だった。                                                     これからも、きっと忘れることのない1週間。

 

7月8日   関ジャム生放送   7人最後のテレビ出演

番組前半は、7人がそれぞれ印象に残っているセッションがコメント付きで紹介された。6人が選んだセッションは「俺の好きな渋谷すばる観て!」と言わんばかりの特集で、すばるくんの照れ笑いも観れて微笑ましかった。みんなすばるくん大好きやね。(知ってた)           スムーズな進行、的確なコメント、騒がしいワイプ、収録の時と変わらない見慣れた彼らの姿に、本当に生放送なのかと思ってしまうくらいだった。自然体で生放送を成立させてしまう関ジャニ∞さんのプロとしてのお仕事ぶりが、ファンのひとりとして誇らしい。

それぞれが「らしいな」というセッションを選ぶなか、亮ちゃんはThe Beatlesメドレーを選んでいた。その理由を「すばるくんとはずっと2人で歌ってきたので、ジョンとポールとまではいかなくても楽しかった」と言っていて、それを訊いて頷くすばるくんを観て、たまらない気持ちになった。何度も繰り返し録画で観たあのセッションで、亮ちゃんが「2人で並んで歌うこと」を強く意識して「ジョンとポール」に自分たちを重ねていたなんて、この時まで知らなかった。「ジョンとポールとまではいかなくても」というところに亮ちゃんの謙遜が見えるけれど、これからも2人で並んで歌い続けていくことに何の疑いも持っていなかったんだろうな。そして、2人でなら「ジョンとポール」になれるのではないかと思っていたんじゃないかな。最後に亮ちゃんのこんなに正直な気持ちを知ることになるとは思わなかった。

それから、大倉くんはback numberとの『ヒロイン』を選んでいた。ドラマーの彼が初めてボーカルとして参加したセッション(だったと思う)わたしは個人的に大倉くんの歌声が好きなのだけれど、それでもこのセッションを選んだ理由は想像がつかなかった。その理由は「すばるくんと2人で横に並んで歌うのは2006年以来*1だったので、その時ぶりに一緒に歌ったので忘れられない」というものだった。亮ちゃん同様、あのセッションの時にそんな想いを持っていたなんて、思ってもみなかった。この日までその想いを大切に持ち続けて、最高のタイミングで打ち明けてくれたなと思う。

すばるくんと大倉くんは、2人だけのユニットを組んでいない。ここ最近はクロニクルやジャニ勉での悪ふざけコンビの印象が強いけれど(いや、前からだな)まだ関ジャニ∞に加入する前、安田くんの一言がきっかけとなりドラム練習をはじめた大倉くんに「このチャンスをつかむかつかまへんかで、人生変わるぞ」と言ったすばるくん。この言葉が本当に人生を変えたと大倉くんは後に話してくれている。この言葉に対するものだったのかどうかはご本人にしかわからないけれど、すばるくんがグループを離れる決断をした時に「僕たちの人生はそのまま続くわけではなくて、変わるわけで」「その上での決断なのかと質問した」大倉くん。彼の人生のターニングポイントにはいつもすばるくんがいた。そして、彼のこの言葉によって関ジャニ∞は人生そのものなんだと、グループのことをいの一番に考えている彼らしい自己表現だなと思った。

その後も、すばるくんはドラム練習に付き合ってくれて、バンドで演奏する時には自然と目が向いて、大倉のドラムで歌うのが一番気持ちいい、大倉のドラムほど心を打つものはないと言ってくれていた。ドラム練習以外でも、悩んでいる時に本気で相談に乗ってくれたのもすばるくんだった。大倉くんは、すばるくんの独特な笑いのセンスがすきで、後ろでドラムをたたくのがすきだった。ドラマーにしか見えない景色の中心にはいつも小さな身体が大きく見えるくらいに全身全霊で歌いギターをかき鳴らして音楽を愛する渋谷すばる、その人がいた。

バラエティ番組でおとなしい印象だった大倉くんのおもしろさを引き出したのも彼の元来のセンスはもちろん、すばるくんがきっかけだったと思う。その場の空気を変えてしまう一言を、感覚的かつ的確にその時々の事象を捉えて放つすばるくんと、誰かが思っていても言いあぐねてしまうような真理をついた言葉をぼやきのように放つ大倉くんは、狙っていないようでいて一撃必殺なところがどこか似ているように映る。多くは語らず、シンプルなのに印象に残る言葉を瞬時に選んで抜群の間で放っている。お互いの似ているところを知っているからこそ、違うところを心からおもしろがっていて、それぞれのキャラクターに結びつけていく、とても器用な2人だと思う。(たまにアドリブに弱いこともあるけど、最後にはおもしろく着地するのはさすがだと思う)また、そばにいる大倉くんのおおらかな笑いによって、すばるくんの笑いのセンスはより伸び伸びと生きていたのではないかとも思う。大倉くんのエピソードを話す時のすばるくんのわくわくしたうれしそうな声、思い出し笑いしちゃってちゃんと話せなくなるところ、大好き。関ジャニ∞さんの笑いは、矢継ぎ早にボケとツッコミが入れ替わり、誰かをけなしたり、悪口を言ったりしないので観ていても聴いていてもとても気持ちがいい。

大倉くん以外の5人が、すばるくんをお姫様のようにとても大切に想っているのとは少し違う感情でもって「あの人は」「彼が」「この子」と客観的な人称を使って一歩引いて話す機会が多いところが、おもしろい関係だなと思っている。すばるくんを大好きなことに変わりはないけれど、一番最後にメンバーに加わったことが2人の距離感に影響しているのかもしれない。(と、いまだに考えるけれど、あくまで予想)

いつか叶うと思っていたユニットは叶わなかったけれど、これからも丁度いい距離感で「大久保!」「大倉だよ!」というやりとりは続けてほしいし、一緒にモンハンをやる時にはワインと6Pチーズを欠かさないでほしい。すばるくんの笑いのセンスが独特だと言うけれど、あなたのセンスもかなり独特だよ大倉くん。

番組後半は、スカパラ兄さんとの対バンセッションからはじまった。7人とも、トークの時とは明らかに違う、緊張とどんなセッションになるんだろうという期待が入り混じった表情だった。リリース当初からお祭りソングとして、これまで幾度となく盛り上がる楽曲として音楽番組で披露されてきた『無責任ヒーロー』が、10年の時を経て、息をのむほどかっこよく、バンドに映える楽曲に昇華され披露される日がくるとは思わなかった。

2曲目は『大阪ロマネスク』だった。事前の番組告知で、メンバーが選んだ2曲が披露されるとアナウンスがあり、この楽曲は間違いなく選ばれるだろうと思っていた。前の記事にも書いたように、4月のあの日以来、能動的に聴けておらず、ラジオでかかってもミュートにして避けていたけれど、この日、やっと聴けた。Bメロを歌い出す前のまるちゃんの困ったような笑顔を観て、涙が出た。それまではいつもと変わらず番組を楽しんでいたけれど、まるちゃんの表情を観ていたら「最後」を急激に意識した。

7人の関ジャニ∞として最後に演奏された曲は『LIFE〜目の前の向こうへ〜』だった。バンドでシングルを出したいと言い続け、やっと叶ったのがこの楽曲だった。タイトルはメンバー全員で話し合って決め、すばるくんが「〜目の前の向こうへ〜」を考えた。Mステで初披露された生バンド演奏と生歌を固唾を飲んで見守ったことをよく覚えている。リリース以降、要所要所で必ず演奏されてきたが、8年後の彼らの心境にここまで寄り添ってくれることになるなんて想像もしていなかった。

すばるくんは、歌いながら仲間の顔を見ようとしなかった。まっすぐ、前だけを見据えていた。涙は浮かべていたけれど、一度も泣くことはなかった。ヨコちゃんと安田くんは演奏に集中して確実にリズムとメロディーを刻みながらも、時折複雑な表情を目元に浮かべているように映った。亮ちゃんの声が途中で聴こえなくなったと思ったら、まるちゃんとヒナちゃんが力強い声と笑顔でフォローしていた。この日までずっと前だけを見てピンと気持ちを張っていた亮ちゃんが、俯いて涙を流していた。そのピンと張った糸がこの日に一度切れて、泣くことができてよかった。「最後はやっぱりさみしいね」とメンバーの前で言える場所があってよかった。きっとその糸はもう切れることはないと思う。

大倉くんはCメロ<あの日交わした約束をずっと覚えているから>と歌いながら、これ以上ないくらいの満面の笑みで、真ん中に立っているすばるくんの方へ手をかざしていた。その笑顔につられたのか、まるちゃんも笑顔になり、リズム隊がまた一段と頼もしく気高く映った。どちらかが泣いていたらどちらかが笑っている。亮ちゃんと大倉くん、ヨコヒナみたいになってきたね。tornちゃんお誕生日ごはん行ったかな?

演奏がアウトロに差しかかりいよいよ最後という時に、すばるくんは華奢な身体を振りしぼるようにして「エイター!」と叫んだ。言葉にならない昂ぶる感情を、自分が名付けたその名前に全て託したようだった。一般視聴者の方は知らないであろう「エイター」という名前、すばるくんと6人とファンとの秘密のやりとりみたいで、なんだかうれしくてくすぐったかった。秘密のやりとりのように思えたのも、関ジャムはもう関ジャニ∞のファンだけが楽しむものではなくなったのだということをどこかで感じていたからこそで、そのことが誇らしくもあり手を離れてしまったように感じて寂しくもあった。こういう時でもワガママなファンが顔を出してしまう。

彼はグループを離れる決断をしてから「自分が泣くべきではない」「自分が言うべきことではない」と様々な場面で線引きをしていたように思う。自分のことはほとんど話さず「6人の関ジャニ∞をよろしくお願いします」と何度も繰り返していて、その言葉は彼がメディアを通して言える最大限の気持ちだったのだと思う。木曜日のレンジャーでほんの少しでもすばるくんの今の気持ちが知れたらいいな。

 

長かったわたしの青春が終わっていく。けれど、彼らのことが大好きだという気持ちは変わらない。

 

彼らは<まだまだ終わらないから>

*1:2006.9.29-9.30 渋谷すばるwith大倉BANDコンサート